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September 05, 2007

本:『存在論的メディア論』(読みかけ)

存在論的メディア論―ハイデガーとヴィリリオ存在論的メディア論―ハイデガーとヴィリリオ
和田 伸一郎

新曜社 2004-12
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思い返せば私はどの教育課程でも哲学のたぐいを勉強したことがなかった。そのために哲学で使われる用語がうまく理解できている気がしない。だからこの本を読んでいても、どこか外国語を読んで理解しているようなひとつ壁を挟んでいる気分だ。
最初の部分しか読んでいないが、自分の考えに対してとても参考になるものがある。例えば、家庭で母親が子どもの前で電話で長話することが、よくないという思いがあったが、それがどういった理由なのか説明することがうまくできなかった。でも子どもに対して関心を払うべき母親が、その場にいながら「ここ」にいないということは、無関心というよりも子どもの存在の無視に近い。立ち話をする母親にまとわりつく子どもは、まだ自分から働きかけができる。子どもを無視することを見せつける電話での長話は、より子どもを傷つけてしまう気がするのだ。
等々、読むと考えを刺激されている。

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